イム・サンユン監督。ヒョンド(ソ・ジソブ)は殺人請負会社のベテラン会社員。ヒョンドはアルバイトのフン(キム・ドンジュン)の頼みで会ったその母親のミヨン(イ・ミヨン)が、かつて憧れていた歌手である事を知るが…。いかにも会社組織な殺人請負会社の設定が面白い。組織の中の出世競争や派閥争い、上下関係、その中での葛藤の表現はなかなか上手く、皮肉っぽくもあり上手く演出出来ている。監督は長編映画デビュー。ソ・ジソブは「映画は映画だ」(id:zom-1:20090330#p2)、「ただ君だけ」(id:zom-1:20120704#p2)とヤクザな役が多いけど、今回はアクションと朴訥な雰囲気が上手くマッチしていていい演技。
