電子竹林:Blog

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「マチネの終わりに」

西谷弘監督、平野啓一郎原作。パリ公演を終えたクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は憔悴しマネージャーの三谷(桜井ユキ)によりマスコミは遠ざけされていたが、パリのジャーナリスト小峰洋子(石田ゆり子)と蒔野は出会い惹かれ合う。しかし洋子はNYのリチャード新藤(伊勢谷友介)と婚約していた。そしてパリでは連続テロ事件が起きるが…。原作未読。監督の前作、「昼顔」みたいな惨劇を心配してたが、まあそれよりはずっと普通な出来だった。イマイチ心情が分からないトコも多いけどそこは原作のせいだろう。ハイクラスな会話や描写はあるんだが、なんかチープに感じるのは演出のせいか演技のせいかよく分からない。でも、海外ロケは日本映画にしては頑張ってはいた。パリ、マドリード、NYと展開するが俳優が日本人ばかりなのは違和感。まあ結局はイマイチ感な映画なんだけど。

https://matinee-movie.jp/