電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「不機嫌なママにメルシィ」- Les garcons et Guillaume a table -

ギョーム・ガリエンヌ監督脚本。パリ16区に暮らすガリエンヌ一家、母の真似をして女の子のように育てられたギヨーム(ギョーム・ガリエンヌ)、男らしくさせたい父に入れられた男子校ではイジメられ、転校先のイギリスでは男子生徒に失恋するが…。「イヴ・サンローラン」(id:zom-1:20140908#p1)の恋人役の人が、本人の半生を舞台化した物語を、監督脚本主役と母の役をやっている映画。全体にオシャレでありながら妙なオフビート感もある不思議な感じ、オチも面白い。全体を通してみるとアイデンティティとは何かを考えさせられ人生ドラマとしての深さも感じるなかなかの話。もしかしたら舞台の方が面白いのかもしれないけど。邦題はかなりヘン。

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