マイケ・ファン・ディム監督脚本。オランダの大富豪ヤーコブ(イェルーン・ファン・コーニングスブリュッヘ)は最後の親族である母の死を広大な屋敷で見送った。子供の時の父の死から笑う事のない楽しみのない人生に決着をつけようと、偶然に知った自殺幇助の会社を尋ねる。サプライズコースを選んだヤーコブだが、その店で出会ったアンネ(ジョルジナ・フェルバーン)に好意を持つ…。個人的には展開が意外で面白かった(ちょっと油断してた)、キャラもそれぞれに良い。ブラックジョークがダメな人はダメだろうけど、ブラックというほどでもなく真面目な印象もある。豪邸がものすごいのも見どころの一つ。監督の「キャラクター」は第70回アカデミー外国語映画賞しているが未見、観てみたい。