電子竹林:Blog

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「帝一の國」

永井聡監督、いずみ吉紘脚本、古屋兎丸原作。幼少の頃はピアノ好きだったが、ある時から総理大臣になって自分の国をつくるという夢を進む赤場帝一(菅田将暉)。名門・海帝高校に入学、将来の内閣入りが確約されるという生徒会長を、補佐の榊原光明(志尊淳)と共に目指す。同学年は父親同士もライバルの東郷菊馬(野村周平)、正義の男・大鷹弾(竹内涼真)。そして2年の将棋部・森園億人(千葉雄大)に対抗する氷室ローランド(間宮祥太朗)の側につくが…。原作未読、チープな作りだが日本政財界の縮図としての、生徒会の派閥争い、知略、戦略、謀略、裏切りがなかなか面白い。展開もエピソードもいいし、結末の付け方も上手い。原作面白そうだなこれ。女性陣が白鳥美美子(永野芽郁)だけなのは寂しいが、重要人物でいいアクセントになっている。

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