スティーブン・ソダーバーグ監督、レベッカ・ブラウン脚本。かつてはアメフトの名選手だったジミー・ローガン(チャニング・テイタム)は足が不自由でレース場の工事現場の職を失う。強盗計画を立てたジミーは、戦争で片腕を失ったバーテンダーの弟クライド(アダム・ドライバー)と美容師の妹メリー(ライリー・キーオ)を仲間にし、さらに服役中の爆破プロのジョー・バング(ダニエル・クレイグ)に協力を求めるが…。ソダーバーグの復帰作、全体に力が抜けていていい感じな仕上がりになっている。「黄金の7人」+「ファーゴ」+「リトル・ミス・サンシャイン」(id:zom-1:20061231#p1)みたいな映画(なんだそれ)だが、それが奇跡的に上手くまとまっている。オリジナル脚本としていい出来。子役の歌のシーンも素晴らしいし、最後のまとめ方は気に入った。
