電子竹林:Blog

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「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」-Dark Waters-

トッド・ヘインズ監督。1998年オハイオ、企業弁護の法律事務所のロブ・ビロット(マーク・ラファロ)はウェストバージニアの農場主からデュポン社による廃棄物汚染について相談される。ロブは調査によりデュポン社が発ガン性有害物質の危険性を40年間も隠蔽していた事を知るが…。現在でも大手メーカーを実名で取り上げるという、かなりの社会派、硬派な映画。こういうのが作られて公開できるってのは尊敬できる。まるでドキュメンタリを見ている気分にもなる。映画の中では悪役が多い弁護士だが、正義漢としての弁護士の気概が前面に出ているのがいい。当時のニュースは結構覚えている、テフロンがかなり売れなくなったはずだが最近では完全に忘れられている。主演マーク・ラファロが製作。脇役となる、妻アン・ハサウェイ、上司ティム・ロビンスも地味ながらいい感じ。当事者本人がキャストに出ているのは、結構ショックを受ける。

https://dw-movie.jp/