電子竹林:Blog

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「大河への道」

中西健二監督、森下佳子脚本、立川志の輔原作。千葉県香取市役所は地域活性化のために郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマのプロジェクトを始動。総務課の池本(中井貴一)は脚本家の加藤浩造(橋爪功)に脚本を依頼するが、伊能忠敬は日本地図の完成の3年前1818年に他界していることを知り計画が頓挫するが…。元は志の輔新作落語、未読。映画「伊能忠敬 - 子午線の夢-」も見ているし、「伊能忠敬を歩いた」「江戸の科学者たち」も読んでいるのでそれなりには知っている内容。ネタで新鮮さは無いが、最後はまあ上手くまとめたかなって感じ。松竹人情モノっぽいつくりで、ややチープな気はするが、そこは落語風か。現代、江戸で同じ俳優が演じる面白さはある。伊能忠敬というと、正体不明の内縁の妻・エイ(北川景子)が出てくるのはなぜなのか。正体不明で扱いやすいのか?立川志の輔の落語、聞いてみたいな。ナマは大人気だから映画にしてくれないかな。

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