電子竹林:Blog

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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」-Wonka-

ポール・キング監督。チョコ職人のウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、亡き母と約束した世界一のチョコレート店の夢のため、チョコレートの町へやってくる。ウォンカはチョコレート組合三人組の企みにより宿に閉じ込められるが、他の泊まり客と出会い、またウォンカを追うウンパルンパ(ヒュー・グラント)も登場するが…。まあまあ、普通に面白いかなって印象の映画。どうしてもティム・バートン版の「チャーリーとチョコレート工場」と比べてしまうのだが、あの超絶な絵作りと比べてしまうとかなり普通に作られている。チョコレートが作る夢の世界のような、魔法感はまるでないのは残念。ロアルド・ダール特有のブラック感も薄い。ティモシー・シャラメはキャラ的には悪くないと思ったけど、ウォンカとしてはちょっとアクがなかったかな。脇役の方がみんな面白いキャラだった。ヒュー・グラントウンパルンパは悪くはないのだけど、一人だと寂しい。やはり大人数でのウンパルンパだと思った。

https://wwws.warnerbros.co.jp/wonka/