電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「きみと、波にのれたら」

湯浅政明監督、吉田玲子脚本。サーフィン好きで海辺の町へ引っ越してきたひな子(声:川栄李奈)は、火事騒動で消防士の港(声:片寄涼太)と出会い恋に落ちるが、港は海の事故で命を落とす。そして失意のどん底だったひな子の目の前の、水の中に港が現れるが…。「夜明け告げるルーのうた」(アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞)の監督脚本コンビ、というところは期待。「四畳半神話大系」よりは「夜明け告げるルーのうた」寄りな雰囲気かな。個人的には「四畳半…」なアニメが好きだけど。ファンタジーなラブストーリとしてはまとまっている。最後どうするのかと思ったけど、まあ盛り上げていい落とし所にした。妹役の洋子(松本穂香)のキャラが一番、湯浅政明らしいと思った。

https://kimi-nami.com/

「きみと、波にのれたら」

湯浅政明監督、吉田玲子脚本。サーフィン好きで海辺の町へ引っ越してきたひな子(声:川栄李奈)は、火事騒動で消防士の港(声:片寄涼太)と出会い恋に落ちるが、港は海の事故で命を落とす。そして失意のどん底だったひな子の目の前の水の中に港が現れるが…。「夜明け告げるルーのうた」の監督脚本コンビ、というところは期待。「四畳半神話大系」よりは「夜明け告げるルーのうた」(アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞)寄りな雰囲気かな。ファンタジーなラブストーリとしては展開に意外性があるし、テンポよくまとまっている。最後どうするのかと思ったけど、まあ盛り上げていい落とし所にした。妹役の洋子(松本穂香)のキャラが一番、湯浅政明らしいと思った。

https://kimi-nami.com/

「小さな恋のうた」

橋本光二郎監督。沖縄、高校生バンドのVo亮多(佐野勇斗)、Gt慎司(眞栄田郷敦)、Dr航太郎(森永悠希)、Ba大輝(鈴木仁)は大人気。プロデビューも視野に入れていたが、ある事故によりバンド活動は中止。やがて、慎司の妹・舞(山田杏奈)とデモテープ、基地の少女リサの巡り合わせにより活動を再開するが…。MONGOL800の曲をモチーフにした高校生バンド映画。少女マンガ原作が手垢付きすぎで、この手の曲をモチーフにした映画が多くなってる気がする。知名度として作りやすいのだろうか。映画全体は、出だしはよいけど中盤は役者の冴えなさが出てイマイチ感出て、かなり持ち直して後半はいい感じに収まった。ちょっと二転三転しすぎかも。沖縄問題盛り込みすぎな気もするが、まあ悪くない映画ではあるな。

http://www.chiikoi.com/

「旅のおわり世界のはじまり」

黒沢清監督。怪魚を追う番組制作でウズベキスタンを訪れているTVレポータ葉子(前田敦子)、ディレクター吉岡(染谷将太)、AD佐々木(柄本時生)、カメラマン岩尾(加瀬亮)と現地ガイドのテムルたちだったが、撮影は思うように進まなかった…。ウズベキスタンでのオールロケ、オリジナル脚本。ホラー色はゼロなのだけど、黒沢が撮るとなぜか不気味な感じがそこここに現れるのが謎。サマルカンドタシケントの異国としての使い方もいい。前田敦子染谷将太加瀬亮柄本時生がみんないい味だしている。不思議な感触の映画。最後のまとめ方は適当だけど。個人的には好きなんだが世間では受けないかも。最近の前田敦子が出る映画はみんないいなあ、不思議なことに。

http://tabisekamovie.com/

「聖☆おにいさん 第I紀&第II紀」

福田雄一監督、中村光原作。下界でバカンスを満喫しようとイエス(松山ケンイチ)とブッダ(染谷将太)は立川のアパートで暮らしていたが…。原作はほぼ読んでいる。立川限定の第I紀&第II紀同時上映(1見逃してた)。基本、原作そのままだしキャラもよくできているんだけど、劇場で見るほどじゃないな。「The3名様」を大画面で観ている雰囲気。これは深夜放送が似合う内容か。気が抜けすぎ。

http://st023.com/

「メン・イン・ブラック インターナショナル」-Men in Black International-

F・ゲイリー・グレイ監督。子供の頃のエイリアン体験からやっとNYのMIBの見習いになったエージェントM(テッサ・トンプソン)は、ロンドン支部の先輩・エージェントH(クリス・ヘムズワース)とコンビを組むことになる。2年前のエフェル塔で凶悪エイリアンのハイヴを倒しロンドン支部長になったハイT(リーアム・ニーソン)の命令で、二人は地球に訪れている惑星の王子ヴァンガス・ザ・アグリーの警護に当たるが…。「メン・イン・ブラック3」から7年、まあ子供向きな娯楽作か。3が一番好きだけど、本作は1,2よりはまだマシかな。新コンビでリブートする気なんだろうか。物語としては新鮮さは出ないと思うが。テッサ・トンプソンはキャラとしては悪くないけど、まあ軽い娯楽作にしかならないだろうな。

http://www.meninblack.jp/

「アナと世界の終わり」-Anna and the Apocalypse-

ジョン・マクフェール監督。英国の田舎町リトル・ヘブン、幼い頃に母を亡くし父と二人暮らしのアナ(エラ・ハント)は、幼馴染ジョン(マルコム・カミングス)とのオーストラリアXMAS旅行を計画していたが父に反対される。そして学校へ向かうアナとジョンの前にゾンビたちが現れるが…。ミュージカル仕立ての青春ゾンビ映画、ミュージカルなとこは前半はなかなかうまいと思ったけど、後半になるとややパワーダウンなのがかなり残念。最後もうまくまとまっているとは言えない。ステフ(サラ・スワイヤー)、クリス(クリストファー・レボー)、リサ(マルリ・シウ)、意外に悪役じゃないニック(ベン・ウィギンス)などキャラ的には脇役まで面白いのは良い。サヴエージ校長(ポール・ケイ)もか。

http://anaseka-movie.jp/