電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1997-10-01から1日間の記事一覧

「危険な動物たち」- Fierce Creatures -

モンティパイソンのメンバーであり、'88年の「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のメンバーが集まった新作。ケビン・クラインは二役、「トゥルー・ライズ」でブッ飛んだ演技をしていたジェイミー・リー・カーチスも健在。相変わらずの能天気なコメディでそこそこ…

「恋におぼれて」 - Addicted To Love -

メグ・ライアン、マシュー・ブロデリック主演。元恋人を取り戻そうと結託した二人の監視が始まる。まるでヒッチコック「裏窓」か「張り込み(Stakeout)」のような、覗き見の感覚いい。メグ・ライアンのハチャメチャなキャラクタもなかなかいい。最後、ちょっ…

「チャンス!」 - The Chance -

やり手ではあるが、女性だというために信用されず、手柄も横取りされるはめになった株式ブローカーの主人公、ウーピー・ゴールドバーグが独立を決心する。架空の白人男性、カティをパートナーとして仕立て上げたが、やがてカティは伝説的人物として有名にな…

「コンタクト」- Contact - ☆

カール・セーガン原作、ロバート・ゼメキス監督。原作と随分と違うけど、映画的な演出としてはしょうがないのか。原作が非常に気に入っているだけに、残念だった。まあ、原作最後の、πの問題など、一般の人に判るように作るのは不可能だとは思うけど。地球か…

「ベスト・フレンズ・ウエディング」 - My Best Friend’s Wedding -

昔の恋人、今の親友の男が4日後に結婚すると電話を受けて、彼の奪回作戦を展開する、ジュリア・ロバーツ。設定として面白いし、ジュリア・ロバーツの表向き強気だけど陰では可愛い演技がなかなかよい。まあ、展開として当たり前過ぎるし、終わりも綺麗にま…

「Lie lie Lie」

三流詐欺師の豊川悦司、不眠症で写植屋の佐藤浩市、アル中の編集者の鈴木保奈美。予告編からは、この3人が仕掛けた詐欺のストーリだと思っていたのだけど…。途中まで、その不思議な構成になんとも言えなかったけど、最後の方にかけてはそれなりにうまくまと…

「ハワイトハウスの陰謀」- Murder At 1600 -

主演はウェズリー・スナイプス、ダイアン・レイン。ホワイトハウスの中での謎の殺人事件。「目撃」に驚くほど設定が似ているなあと思いながら、見ていたけど、二転三転する犯人像が面白い。ミス・ディレクションが上手い。感心しました。ラストは比較的平凡…

「バスキア」- Basquiat -

80年代のアート界の異端児、ジャン=ミッシェル・バスキアの半生。バスキア役が雰囲気あった。それにも増して、アンディ・ウォーホール役のデヴィッド・ボウイがよかったけど。言っちゃいけないかも知れないけど、やはり日比野克彦はバスキアのコピーっぽい…

「スノーホワイト」- Snow White -

グリム童話に忠実に作られた「白雪姫」だそうで、恐怖感やグロテスクさ、残虐さは原作そのままだそうです。忠実な原作ってのを読んだことないので、どの程度なのか判らないのだけどシガニー・ウィーバーの継母は確かに恐い。肌が荒れた感じのリアリティなん…

「ボルケーノ」- Volcano -

展開もスピーディで面白いし、特殊効果を駆使した映像も迫力あるし、トミー・リー・ジョーンズも沈着冷静行動的な魅力がいい…。だけど、噴火を人間の手で止めようとか、流れを変えようっていう恐れ多い行動自体が信じられなくて、どうもストーリ自体に馴染め…

「不機嫌な果実」

監督成瀬活雄、林真理子原作、主演南果歩、鷲尾いさ子。結婚六年目の主人公が浮気に走るのだけど、なんか後から考えてみるとあまりに単純な展開だし、オチは多少勧善懲悪的だし。観ている時はそれなりだったけど、後に残るものは少ないです。

「ラブ&ウォー」- In Love And War -

監督はリチャード・アッテンボロー。最近は俳優(ジュラシック・パークの博士)の方が多い気がするけど、監督はいつぶりだろうか?舞台は第一次世界大戦中のイタリア、足を負傷し野戦病院に入院する若き日のヘミングウェイとサンドラ・ブロック演じる看護婦ア…

「ミクロコスモス」- Microcosmos -

何しろ映像が美しさが命。一日の虫の世界、ミクロの世界の出来事。ストーリは特に無いけど、そこにミクロの生命のストーリを想像する事は出来ます。自然の中のリアルな映像の美しさをひたすら楽しむ映画じゃないでしょうか?所々、トリッキーな撮り方もあり…

「ダブル・チーム」- Double Team - ☆

ジョン・ウーが、香港からハリウッドに来て作った映画が「ブロークン・アロー」。香港テイストのパワフルな出来で入っていてよかった。さらに、香港映画黄金時代の立て役者のツイ・ハークがハリウッドで撮ったのが「ダブルチーム」。スピード感、アクション…

「家族の気分」- Un Air De Famille - ☆

このクラピッシュ監督、デビューの「百貨店大百科」は前売りを買っておいたのにいつのまにやら終了してしまって、涙を飲みました(;_;)。で、この「家族の気分」も楽しみにしてたのですが、面白かった(^^)。話としては地味。何しろ、一つのパブ(?)の中で5人…

「GO NOW」☆

数カ月前に、「CBSドキュメント」でピーター・バラカンがこの映画を誉めまくっていたので、楽しみにしてました。素晴らしくよかった。感動的。恋人たちと不治の病という、「ある愛の詩」的なネタですが、美しいストーリには仕立てないで実に現実的だし、飾っ…

「ご存知!ふんどし頭巾」

監督小松隆志、主演内藤剛志。今、売れている中年の男優と言えば、役所広司だけど内藤剛志もかなりいいと思う。TVやCMにはよく出ているけど、この映画が多分、初主演(*)。出ていた映画自体も、「男たちのかいた絵」ぐらいしか覚えてないけど。まあ、その内藤…