電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「しずかなあやしい午後」97/2/1

椎名誠のホネ・フィルムのオムニバス作品ですが、彼自体の監督は一本だけ。結論的にはつまらなかった。「ツェツェルレグ・モンゴル草原の花」(短編)これ自体はオマケ短編ですが、昭和40年代のNHK教育の花の番組みたいで、退屈な上に何も頭に残りません…。「スイカを買った」沢野ひとしの絵が動くというのが唯一の見どころですが、あんまり動かないし(^^;)、実際、アニメにする必要性が感じないので、もとのコミックを読めばいいと思う。「ガクの絵本」和田誠が監督。ガクと野田知祐は、和田誠の映画にもエッセイにもよく出てくる、おなじみのカヌー人とカヌー犬です。「ガクの冒険」(実は観てない)のミニ版でしょうか。まあ、何というか、どうでもいい映画。それほど退屈はしないです。「遠灘鮫腹海岸」これが椎名誠が監督の作品。椎名のエッセイに出てくる林さん(チャーハン作りで有名である(^^;))が主人公。原作があるのですが、多分、読んでないです。読んだとしてもまるで記憶に残ってない。椎名のSF、ファンタジー系の作品らしい、不条理な世界観の話。まあ、一発ネタで物足りないですが。当然、チャーハン作りのシーンもありますが、そこが唯一の見どころでしょうか(^^;)?