電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「大江戸えねるぎー事情」

石川英輔 講談社文庫。10年ぶりぐらいの再読。石川英輔で最初に読んだ本。その後、「大江戸神仙伝」などの小説や、この本と同じ傾向のノンフィクション「雑学大江戸庶民事情」や「2050年江戸時代」みたいなものも読んだけど、結局、これが一番面白い本かもしれない(^^)。照明、水道、住宅、洋服、暖房など身近な所から、紙や本、旅行や医者まで、さまざまな事について、江戸時代はいかにエネルギー的に効率よく社会が動いていたかが判る。だからと言って江戸時代に戻る事は出来ないだろうが、この効率は活かしていく努力は必要。