電子竹林:Blog

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「姑獲鳥の夏」

京極夏彦講談社京極夏彦は今までなんとなく避けていた作家で、これが始めて読む一冊。前半で認知論や、憑き物、量子力学と話が飛ぶ所、蘊蓄をたれるところは結構面白い。肝心のトリックもそれほど面白くないし、探偵の京極堂にも魅力が無いし、なぜにこの人がこれほど売れるのか不思議。無意味に長さがあるので、冗長な感じがする。