電子竹林:Blog

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「長崎ぶらぶら節」

深町幸男監督、市川森一脚本、なかにし礼原作、吉永小百合、渡哲也、高島礼子原田知世藤村志保いしだあゆみ。原作はなかにし礼、第122回直木賞に輝いた同名小説。明治から昭和初期、長崎の花街丸山の三味線引き愛八(吉永小百合)と、長崎の歴史研究家の古賀十二郎(渡哲也)の物語。熟年のプラトニック・ラブを主軸に物語は展開する…。思ったより面白かった。吉永小百合、渡哲也は、「時雨<しぐれ>の記」と同じ組み合わせだが、今度のは物語的にしっかりしていて面白かった。 観客は年寄りばかりだった。原田知世の鉄火な感じがいい。