電子竹林:Blog

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「LIMIT OF LOVE 海猿」

羽住英一郎監督。潜水士になって2年の仙崎大輔(伊藤英明)は鹿児島第十管区で機動救難隊員として働き、恋人の環菜(加藤あい)とは遠距離恋愛中。ある日、鹿児島沖3Kmで乗客620人を乗せた大型フェリーの事故が発生、大輔、吉岡たちが出動するが…。「海猿 ウミザル」(id:zom-1:20040613#p1)の続編。原作は好きだが、1の雑な描写には耐えらなかったが2はさらに酷い。TVのドラマ版は未見。原作のエピソードの方は上手く出来ているのに、大輔だけを活躍させたいのか映画は物語が薄っぺら。潜水士という職業は活かせず、出来の悪い「ポセイドン・アドベンチャー」みたい。泣きの演出は余りにしつこくウンザリしていたが、場内かなりの涙…うーむ、こんなのに感動していいのか、騙されやす過ぎるぞ。泣きの演出なら、原作の機長亀ちゃん程泣けるエピソードは無いと思うが、大輔じゃないから駄目なんだろうなあ。加藤あいは終止同じ顔の演技、ある意味芸術的。

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