電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ゲド戦記」

宮崎吾朗監督、ル=グウィン原作(未読)。竜が人間界に現れ、作物が枯れ、家畜が倒れる…世界の均衡が崩れつつあった。心に闇を持ち国を捨てた若き王子アレン(声:岡田准一)は、魔法使いのアシタカ(ゲド、声: 菅原文太)に出会い旅を共にする…。原作の3巻以降をメインにした脚本、らしい。原作は読んでないので世界観が上手く表現できているか分からないが、テーマとなる死生観などジブリらしい哲学的な部分は結構好き。展開は地味。前半の背景、クモ、ウサギ、竜などの絵には力があるんだが、他のキャラの絵は魅力が無い、絵の細部へのこだわりが感じられない。クモの最後なんか手抜きとしか思えない。饒舌な菅原文太にちょっと感動(^^;)。手嶌葵はまあまあ自然な印象。70

http://www.ghibli.jp/ged/