電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「キャッチボール屋」

大崎章監督(初監督)。リストラされ故郷に帰った大山タカシ(大森南朋)は高校野球部仲間と飲むうちに、片思いの相手に告白するために東京へ戻る事になるが、目覚めたら公園のベンチ。そこには10分100円のでキャチボール屋(庵野秀明)がいた…。シンプルなアイデアを丁寧に作っているのはいかにも邦画の佳作。タカシの回りの怪しい人々、サングラスの男(寺島進)、OL(キタキマユ)、後藤(松重豊)、借金取り(水橋研二)たちの謎だけで物語を引っ張って行くのだから、やはり演出は上手い。なかなか良かった。

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