電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「星を追う子ども」

新海誠監督脚本、西村貴世作画キャラクターデザイン。幼い時に父を亡くし、看護師の母と二人暮らしのアスナ(声:渡瀬明日菜)。アスナは父の残した鉱石ラジオから流れる不思議な唄に引かれる。ある時、謎の怪物に襲われたところを地下世界アガルタから来たという少年シュン(声:入野自由)に助けられる。そして新任の国語教師モリサキ(声:井上和彦)がやってくるが…。ジブリが作りそうなファンタジーだけど、それはジブリとそのコピーに任せておけばいい。「秒速5センチメートル」みたいな新鮮な視点と厳しい現実、新海誠でしか作れない世界への期待があったが、そこはかなり残念。部分的には面白い映像はあるんだけど、どうしてもジブリに見えてしまう。それぞれのエモーションがほとんど納得出来ないのも不満。ラジオとか石とか、意味有り気な伏線がまったく無意味なのはかなり不満。

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