電子竹林:Blog

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「タイタンの逆襲」Wrath of the Titans

ジョナサン・リーベスマン監督。神の王ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の間の息子、ペルセウス(サム・ワーシントン)が魔物クラーケンを倒してから10年、ペルセウスは妻のイオを失くし漁村で息子を一人育てていた。一方、ゼウス、海の神ポセイドン、地底の神ハデス(レイフ・ファインズ)の三兄弟の父であるタイタン族クロノスは、地底のタルタロスの牢獄に三人の力により幽閉されていたが、裏切りによりその力が解き放れようとしていた。それを阻止しようとペルセウスは、アンドロメダ女王(ロザムンド・パイク)の配下、ポセインドンの息子アゲノール(トビー・ケベル)の元へ向かうが…。前作(id:zom-1:20100514#p1)が余りに酷かったからだけど、前よりはずっと面白い、見せ場はほとんどCGだけど上手く盛り上げている。サム・ワーシントンは地味さは変わらないけど、物語は整理されテンポも悪くない。レイ・ハリーハウゼン阪のブリキ製フクロウは再びちょい役で登場。娯楽作としては悪くないかな。タルタロスに封印されたタイタン族の解放という事では、「インタモータルズ」(id:zom-1:20111204#p1)に似た話だけど、ギリシャ神話をベースにした物語がさらに色々作られてなんかゴチャゴチャになってくる。

http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans2/