電子竹林:Blog

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「いなくなれ、群青」

柳明菜監督、河野裕原作。人口2000人程度の階段島、魔女が支配し、自分がなぜこの島に来たかを知らない捨てられた人たちの島。七草(横浜流星)は、そこで同級生の佐々岡(松岡広大)、堀(矢作穂香)たちと平穏に暮らしていたが、ある時、幼馴染の真辺由宇(飯豊まりえ)が島に現れる…。原作は、第8回大学読書人大賞読書メーター 読みたい本1位、らしい。設定はかなり面白いのだけど、なんか延々と謎を引っ張った割にはすっきりしないで、最後はモヤモヤ感が残る。観た時は未読だった原作をすぐに読んでみる。やはり最後はモヤモヤ感は残る…というか、そういう話なんだな。原作では音楽祭がなくて見せ場が少ないので、むしろ映画は物語としては面白くしようと頑張っている感じがする。

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