電子竹林:Blog

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「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」-Crimes of the Future-

デビッド・クローネンバーグ監督。近未来、人類は生物学的構造が変容、痛みの感覚も消え去っていた。体内で新たな臓器が生み出される加速進化症候群のソール(ビゴ・モーテンセン)は、カプリース(レア・セドゥ)とともに臓器を摘出するショーで人気になっていた。しかし、ティムリン(クリステン・スチュワート)たちの政府の臓器登録所は彼らを監視していた…。グロさとチープさは昔ながらのローネンバーグ節。最近の「マップ・トゥ・ザ・スターズ」「コズモポリス」などよりは、はるか昔の「ヴィデオドローム」の時代に戻った感じ。映画の意味わからないという人もいるが、それほど深い意味を追求することもない映画だろう。加速進化症候群ってアイデアは面白いと思ったが、もうちょっと広げられたんじゃないだろうか。2022年カンヌのコンペティションに出品。カンヌで途中退場が続出と話題になってたが、ホントに30分ぐらいで女性が一人退場していた。リアル感はないのになあ。

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