電子竹林:Blog

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「マッド・シティ」- Mad City - ☆

コスタ・ガブラス監督、ダスティン・ホフマンジョン・トラボルタ。社会派監督らしい重厚なテーマではあるけど、エンターテイメントとしても面白い。人質を取って博物館に立てこもったジョン・トラボルタ。偶然に居合わせたTVレポータのダスティン・ホフマン。偶然から事件は大きくなる。レポータとして復活したいダスティン・ホフマンと、トラボルタを助けたいダスティン・ホフマンの葛藤が演出的に見えにくいけど、素直に観ていいのでしょう。非常に考えさせるポイントをうまく作っている。社会派と呼ばれるだけあります。こういう部分では、助手の存在の使い方など、巧みで面白いと思った。演技的には朴訥な雰囲気を出すトラボルタの演技の方が、印象的。