電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1998-05-01から1日間の記事一覧

「ティディエ」 - Didier -

アラン・ジャバ監督、脚本、主演。サッカー・チームのマネージャが預かった犬が、突然人間になって、サッカー選手として大活躍。フランスでは大ヒットになったそうだけど、確かにエンターテイメント性はあって面白い。この映画で監督、脚本、主演というアラ…

「上海グランド」- 新上海灘 -

ブーン・マンキッ監督、脚本、アンディ・ラウ、レスリー・チャン、制作ツイ・ハーク。二大スター、アンディ・ラウ、レスリー・チャンの共演という面白さがあるが、個人的にはツイ・ハーク的なテンポの良さや映像の作り方、アクションの派手さに興味があった…

「恋愛小説家」- As Good As It Gets - ☆

監督、脚本、制作ジェームズ・L・ブルックス。「愛と追憶の日々」ブルックスとニコルソンのコンビ。独身、人間嫌い、潔癖症、毒舌家、人気恋愛小説家メルビンを演ずるジャック・ニコルソン。ヒロインは、病気がちな息子を持つウェイトレスのヒロイン、キャロ…

「スターシップ・トゥルーパーズ」 - Starship Troopers -

原作はロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」。ポール・バーホーベン監督、キャスパー・ヴァン・ディーン、ティナ・メイヤー。ハインラインの「宇宙の戦士」とは、まったく別物として捉えるべきでしょう。設定だけ使ってはいますが。「宇宙の戦士」も好…

「新宿少年探偵団」

ジャニーズJrの相葉雅紀、松本潤、横山裕に加えて、深田恭子、加藤あい、酒井彩名が主演。男のキャラクタには魅力がなかった。女の子の方がいい感じ。そもそも、語るトコが無い映画で、ストーリとしてはめちゃくちゃ。全然、練られた感じがしない。どんなキ…

「シーズ・ソー・ラヴリー」 - She’s So Lovely -

故ジョン・カサベテスの脚本を、実の息子のニック・カサベテスが監督。監督2作目。実際の夫婦である、ショーン・ペンとロビン・ライト・ペンが主演、あとジョン・トラボルタ。単純に純愛物語として捉えていいのか、観ている時はよく理解出来ないで、ラストの…

「ポネット」- Ponette -

今さらながらやっと観ました。澁谷文化村での初日と2日目の2日間興行収入新記録を達成。急遽ロングラン体制に入りながらも、当初はあまりの混雑にまるで観られなかった。で、内容的にはこんなもんかという感じ。確かに主人公のポネットの演技は素晴らしい…

「マッド・シティ」- Mad City - ☆

コスタ・ガブラス監督、ダスティン・ホフマン、ジョン・トラボルタ。社会派監督らしい重厚なテーマではあるけど、エンターテイメントとしても面白い。人質を取って博物館に立てこもったジョン・トラボルタ。偶然に居合わせたTVレポータのダスティン・ホフマ…

「D坂の殺人事件」☆

実相寺昭雄監督、真田広之、嶋田久作、三輪ひとみ、岸辺一徳。'94年の「江戸川乱歩劇場屋根の裏の散歩者」に続いて、実相寺が監督、嶋田久作が明智小五郎探偵の二作目。贋作者の真田広之、古本屋の女将、古本屋の従業員、誰も彼も団子坂の住民はアヤシイのば…

「ナッシング・トゥ・ルーズ」- Nothing To Lose -

ティム・ロビンス、マーティン・ロレンス主演。広告会社の重役、ティム・ロビンス演じるニックが妻の浮気から、ヤケクソになり次々と事件を起こしていく。そこに絡むのがマーティン・ロレンスで、この凸凹コンビのスラップスティックなコメディが主体。スト…

「アサシンズ」 - Assasin(s) -

監督・脚本・主演は「憎しみ」のマチュー・カソヴィッツ。「憎しみ」がフランスでも大評判だったのに対して、今回の「アサシンズ」はその暴力性について物議を醸し出したとか。舞台は「憎しみ」と同じフランスの郊外の街。主人公も、同じような職にあぶれた…

「卓球温泉」

山川元監督、脚本。松坂慶子、牧瀬里穂、大杉漣、桜井センリ、蟹江敬三。「Shall We ダンス?」のプロデュース・チームというだけあって、素材の視点の作り方や、ハート・ウォーミングな雰囲気は好感が持てる。ただ、細かい部分でのクサさはちょっと鼻につく…

「バタフライ・キス」- Butterfly Kiss -

マイケル・ウィンターポトム監督、アマンダ・プラマー、サスキア・リーヴス。「GO NOW」のウィンターポトム監督のデビュー作。残酷なシーンが多く、タッチは随分と違う感じ。前評判が高かったので期待していたのだけど、個人的にはあんまり好きじゃなかった…

「てなもんや商社」☆

本木克英監督、小林聡美、渡辺謙。単館で二週間のみという、まったくビデオ化に向けてのハク付けでしかないという、情けない公開ながら、これは結構面白かった。腰かけのつもりで満福商事に集直したヒロインの小林聡美。体力と根性で、中国相手のビジネスに…

「シューティング・フィッシュ」- Shooting Fish -

とにかく、今、英国映画は目が離せない。「フル・モンティ」「ブラス!」「トレイン・スポッティング」「GO NOW」「バタフライ・キス」などヒットを次々と飛ばしている。孤児院育ちのディラン(ダン・フッターマン)とジェズ(スチュアート・タウンゼンド)の詐欺…

「スフィア - Sphere -

」バリー・レビンソン監督制作、ダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソン、P・コヨーテ。マイケル・クライトンの原作は結構、面白く読んだのだけど…こんなストーリだったかなあ(^^;)。映画と原作では印象がまるで違う。海底に…

「絶体X絶命」 - Desperate Measures -

バーベット・シュローダー監督、マイケル・キートン、アンディ・ガルシア。巨大病院を舞台に、息子の骨髄移植のドナーである知能犯が手術直前で逃げ出す。設定だけ聞くと、期待十分な映画なんだけど、実際は大雑把。アクションのノリはいいんだけど、アンデ…

「アサインメント」 - The Assignment -

「クリスチャン・デュゲイ監督、アイダン・クイン、ドナルド・サザーランド、ベン・キングスレー。テロリスト、ジャッカルことカルロス逮捕のために、彼そっくりの海軍少佐が厳しい訓練を受け、秘密作戦を行う。カルロスは実在らしいけど、ストーリ自体はほ…

「友情/Friendship」

和泉聖治監督、三船美佳、柳葉敏郎、田中好子、平田満、麻生祐未。和泉聖治はまったく、どんなジャンルでも節操なくよく撮るなあという印象が強い。でも、これほど甘ったるい話は、「この胸のときめきを」以来かもしれない。ヤクザものよりも、こういった分…

「プープーの物語」

渡辺謙作監督脚本。上原さくら、松尾れい子、國村準、原田芳雄、山中零、鈴木清順。破天荒なスズ、それに盲目的に尽すフウ。AXEL上でしか知らないけど、上原さくらのキャラクタが銀幕でどうなるかという興味だけで観に行く。上原さくらは映画初出演。当人そ…

「ウワサの真相~ワグ・ザ・ドッグ」 - Wag The Dog -

バリー・レビンソン監督、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、アン・ヘッチ。選挙戦間近の米国大統領、ホワイト・ハウスで少女にイタズラしたのがバレて再選が危うくなる。そこで、デ・ニーロ演ずるもみ消し屋が、ホフマン演ずる映画プロデューサ…

「プライド 運命の瞬間(とき)」

伊藤峻也監督脚本、津川雅彦、大鶴義丹。東篠英機をメインにした極東国際軍事裁判(東京裁判)。東篠英機賛美という批判があるようだけど、確かにその印象は強い。東篠英機を軸にドラマにしているのもいいし、戦勝国側がいかに有利に東京裁判を進めたかという…

「ブルース・ブラザース2000」 - Blues Brothers 2000 -

1980年の「ブルース・ブラザース」の続編。しかしジョン・ベルーシが亡くなり映画上のジェイクも世を去った設定。それに代わるのが、ジョン・グッドマン、ジョー・モートン、さらに子役も加わる。監督のジョン・ランディスと、エルウッド役のダン・エクロイ…