電子竹林:Blog

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「ドロップ」

品川ヒロシ監督脚本原作。不良に憧れて髪を真っ赤に染め、私立から公立の狛江北中へ転校していったヒロシ(成宮寛貴)。転校そうそうにヒロシと達也(水嶋ヒロ)のタイマンになり、ヒロシは達也、テル(波岡一喜)、ワン公、ルパンたちヤンキー仲間に加わる事になる…。原作もそのコミックも未読、というかお笑いはほとんど知らないので品川ヒロシが何者か知らない。ほとんどの会話が、漫才ノリのボケつっこみテンポなのが映画的にはすっごく気になる。コミックも読んでないけど、絵をそのままコンテ代わりに使っているのも、なんか映像化の手抜きな感じ。後半は感動的にするつもりだろうけど、陳腐だしテンポも悪い。そもそも、アイドル出してヤンキー映画っていう企画が安直。なんでこんなにヤンキー映画がはやりなんだろうか。とはいえ、映画としては適度にまとまっている。それだけにこじんまりしてしまった感じもするが。

http://www.drop-movie.jp/