電子竹林:Blog

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「The Harimaya Bridge はりまや橋」

アロン・ウルフォーク監督脚本(初)。サンフランシスコに住む写真家ダニエル(ベン・ギロリ)は、仲違いしていた一人息子ミッキー(ヴィクター・グラント)を高知での交通事故で失う。父を太平洋戦争で失い日本に嫌悪感と偏見を持つダニエルは二年後、ミッキーが描いた絵を取り戻し、恋人・紀子(高岡早紀)と会うために高知を訪ねるが、原先生(清水美沙)たちの歓迎に戸惑う…。日本映画ではなく米国映画。基本的にはいい話だけど、ちょっと平凡。展開はそこそこ上手い。ステレオタイプなカルチャー・ギャップの羅列は、余りに古臭く感じるが、まあ米国側からみたらこんなものなのか。しかし、なぜ高知なのか、それもはりまや橋(日本三大がっかり)なのか謎だったけど、監督が登場人物ミッキーと同じ英語指導助手を高知でしていたらしい。日本人キャストの清水美沙はパルムドール「うなぎ」の女優だし、ネームバリューは海外であるのか。

http://www.harimaya-bridge.jp/