電子竹林:Blog

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「守護天使」

佐藤祐市監督、上村佑原作。薄給メタボでお小遣いは一日500円、鬼嫁・勝子(寺島しのぶ)に頭が上がらない冴えないサラリーマンの須賀啓一(カンニング竹山)は満員電車で天使のような女子高生・涼子(忽那汐里)と出会う。須賀はある裏サイトの変質者たち3人が涼子を狙っている事を知り、同級生のチンピラ村岡(佐々木蔵之介)と引きこもりの大和(與真司郎)の共に彼女を守ろうとするが…。原作は第二回日本ラブストーリー大賞受賞作。「キサラギ」(id:zom-1:20070708#p1)の監督の次の作品だけに期待が大きいが、これは平凡。まあ、普通程度。やはり「キサラギ」は古沢良太の原作脚本の貢献が大きかったのかも。大筋ではいい話だし、守護天使が二重の意味を持つところなど感心したが、明るく作っているけど結構ダークな話。スカっとした感じは無い。忽那汐里は雰囲気はかなりいいんだけど、実際、演技はほとんど無いので実力は分からないな。

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