電子竹林:Blog

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「最後まで行く」

藤井道人監督。年末、刑事・工藤祐司(岡田准一)は危篤の母、妻・美沙子(広末涼子)と娘の元へ雨の中を車を飛ばしていたが、一人の男をはねてしまう。工藤は男の遺体をトランク入れたまま葬儀場へ向かう。また、県警本部の監察官・矢崎(綾野剛)は警察の裏金調査で工藤を取り調べようとしていたが…。オリジナルは韓国映画で、中国とフランスと各国でリメイクされている。それぞれ観ているが、個人的な面白さの順位では、オリジナルの韓国「最後まで行く」、中国版の「ピースブレーカー」、フランス版「レストレス」、日本版の順かなあ。この物語は、絶対絶命の危険な状態でも人はヘンな行動をしてしまう面白さ、そういうエスプリがポイントだと思うけど、日本版はそこは弱めなのなのがマイナスポイント。岡田准一主演なのでラストの方は完全にアクション映画になってしまっているのも気になる。まあ全体には悪くないけど、それは元がいいからかな。

https://saigomadeiku-movie.jp/