スコット・ベック＆ブライアン・ウッズ監督。他惑星文明による探査ミッションの宇宙船、操縦士ミルズ(アダム・ドライバー)は母星に妻アリアを残し、娘ネヴィン(クロエ・コールマン)の治療費のために航海に出ていたが、太陽系で小惑星帯と衝突。白亜紀、6500万年前の地球に不時着する。ミルズは自身だけが生存者かと思っていたが、言葉の通じない少女コア(アリアナ・グリーンブラット)を見つる。二人は母星への帰還を目指すが、地球は恐竜の世界だった…。「クワイエット・プレイス」の脚本家が監督脚本ってトコが個人的には期待。俳優は4人、ほとんどはミルズとコア、二人のシーンのみ。軽快なテンポで繰り出す困難を乗り越えていく展開は見応えある。大作感はないけど、こういう映画は好き。SFサバイバルものではあるが、意外にこの設定ってなかったなあ、と思った。娘役の「ガンパウダー・ミルクシェイク」のクロエ・コールマンは相変わらずの存在感だが、出番は少なめ。
