オム・テファ監督。世界中を大災害が遅い、ソウルも廃墟となったが、ファングン・アパートだけは唯一崩落しなかった。しかし生存者がアパートに押し寄せ治安が悪化したため、居住者以外を追い出し、902号室のヨンタク(イ・ビョンホン)を代表にしルールを厳格化していった。602号室の公務員ミンソン(パク・ソジュン)は防犯隊長となるが、妻の看護師ミョンファ(パク・ボヨン)は部外者を助けようとする…。すべてが崩壊した中に一つ巨大なアパートだけが残る、っていう予告編の画面だけで楽しみにしていた映画。内容的にはまあまあ面白かった。極限状態ので人々の行動というものは、ありがちな題材ではあるが、それを上手く表現できている。チープな面も多いのだけど、まあそこは許せる範囲。今の日本で観ると辛い部分はあるのだけど。ところでNetflix映画のマ・ドンソク主演「バッドランド・ハンターズ」(物語と設定が超絶に雑!)も、崩壊した世界で一つだけアパートが残り、それが同じ103棟で、セットも同じなんだが、どういう関係なんだろう。単にパクリで同じセットを使ったのか、何か統一した世界観があるのか??
