電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「レイン・フォール/雨の牙」

マックス・マニックス監督脚本、バリー・アイスラー原作「雨の牙」。日系米国人の暗殺者ジョン・レイン(椎名桔平)の狙う国土交通省高級官僚の川村、彼が持ち出したはずの機密情報が入ったUSBメモリが消えていた。CIAアジア支局長ホルツァー(ゲイリー・オール…

「グラン・トリノ」- Gran Torino -

クリント・イーストウッド監督製作主演。妻を亡くしたばかりの、元フォード自動車工で朝鮮戦争の英雄のウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。その隣に越して来たモン族一家の少年タオ(ビー・ヴァン)は、従兄弟スパイダーたちギャングの命令で…

ドラマ「ハゲタカ」

TV

基本TVドラマは観ないけど、映画になるというので再放送を観た。原作に比べるとはるかにツッコミどころが多くて、このベースで映画化されるのはちょっと心配。「金融腐蝕列島」ほどは硬派になれないかも。一緒にやった「ジャック・アタリ緊急インタビュー」…

「ミルク」- Milk -

ガス・ヴァン・サント監督。1972年NY、金融業界で働くハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は20歳年下のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と出会う。新しい生活を始めるためにサンフランシスコのヒッピーや同性愛者が多いカストロ地区へ移り住んだ二人…

多摩図書館

東京マガジンバンクとして、公立図書館初の雑誌の集中的サービスを開始し5/1にリニューアルというので行ってみた。開架の雑誌は少なくて、これなら立川中央図書館の方が多いくらいかも。蔵書でレアなものを検索してみたけど、「遊撃手」、「リフィル通信」、…

「新宿インシデント」- 新宿事件 -

イー・トンシン監督脚本。日本へ渡り音信不通になっている恋人シュシュ(シュー・ジンレイ)を探すために日本へ不法入国した鉄頭(ジャッキー・チェン/成龍)は、新宿歌舞伎町で阿杰(ダニエル・ウー)たち不法滞在者の仲間と汚れ仕事で暮らす毎日。やがて裏稼業を…

「マックス・ペイン」- Max Payne -

ジョン・ムーア監督。マックス・ペイン(マーク・ウォールバーグ)は製薬会社に勤めていた妻ミシェルと幼い子を何者かに殺され、現在はNY市警未解決事件班に所属。妻子を殺害した犯人を単独で追うマックスは、ロシアン・マフィアのミラ(モナ・サックス)の妹で…

高尾山

ミシュラン効果で外国人観光客多数だけど、彼らはみんなケーブルカー。まあ、時間もないし当たり前かな。帰りは旧登山道を降りたのだけど、ほとんど人がいなくて迷いそうだった。旧登山道は登山道を降りてから駅まで遠いのが難点か。 http://www.takaotozan.…

「アイデアのちから」- Made to Stick : Why Some Ideas Survive and Others Diw -

チップ・ハース&ダン・ハース。相手の記憶に残る(粘着=Stick)アイデアの原則、1)単純明快である(Simple) 難しそうじゃない (2)意外性がある(Unexpected) 記憶に残る、(3)具体的である(Concrete) 何かのイメージに重なる、(4)信頼性がある(Credible) ブランド…

「人が壊れていく職場-自分を守るために何が必要か」

笹山尚人。マクドナルド判決における管理職と残業代、給与の一方的減額、パワハラ、解雇などなど。著者は労働事件を豊富に手掛けている弁護士、内容的には真面目であるが地味。全体を網羅した大局的な視点は無く、個別の案件からの視点が多い。それだけにリ…

「コスプレ女子の時代」

杉浦由美子。自己演出の時代、ツンデレ、メガネの効用、プチ引きこもり、などなど。イマイチ新鮮な情報も無いし、新しい視点も無い。もうちょっと突っ込んだ内容を期待していたのだけど。 http://www.amazon.co.jp/dp/458412180X

「ザ・チョイス-複雑さに惑わされるな!」

エリヤフ・ゴールドラット。娘エラットとの会話により物事は本来シンプルであるという理念を解いている…、というのは分かるが、仕事への応用との関係がイマイチ分からない。物事はシンプルであるというよりは、対立は解消出来るというTOC的発想の方が理解出…

 「いま、すぐはじめる地頭力」

細谷功。同じ著者の「地頭力を鍛える」(id:zom-1:20090117#p3)は上手くまとまっていたと思うが、これは初心者向けに書いているのか散漫な感じ。内容も薄いと思う。 http://www.amazon.co.jp/dp/4479771131

「ザ・プーチン 戦慄の闇」- Putin’s Labyrint

スティーヴ・レヴィン。アンナ・ポリトコフスカヤの「エレベータの殺人」、「ノルド・オスト」モスクワ劇場占拠事件、アレクサンドル・リトヴィネンコの暗殺「裏切り者」、ニコライ・ホフロの放射性毒物での暗殺「ニコライ」などなど、内容はもの凄い。とて…

「予想どうりに不合理- 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」」

- Predictably Irrational : The Hidden Forces That Shape Our Decisions - Dan Ariely ダン・アリエリー。「行動経済学」(id:zom-1:20080730#p1)、「経済は感情で動く」(id:zom-1:20081013#p7)と続いて読んでみた行動経済学の本。内容的にはこの本が一番面…

「デュプリシティ-スパイは、スパイに嘘をつく」- Duplicity -

トニー・ギルロイ監督脚本。元英国MI6諜報員のレイ(クライヴ・オーウェン)は、今はNYでトイレタリー企業エクイクロム社のためにライバルのB&R社を探るスパイチームの一員。レイが接触した相手は、6年前にレイを罠にかけた元CIAで今はエクイクロム社の情報管…