電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「良いおっぱい悪いおっぱい」

伊藤比呂美 集英社文庫。10年以上前にベストセラーになったし、'90年にはアルゴプロジェクトで映画にもなっているのに、今だに読んだ事がなかった。古本屋にあったのでなんとなく読んでみる。当時はこういうリアリティある妊娠、子育てエッセイものが新鮮だったのだろうけど、なんか今では食傷気味という感じもする。例えば、さくらももこの「そういうふうにできている」みたいな、トホホ感がある方が好き。人前でおっぱいをやる、その反応を見るのが好きというのが非常に悪趣味で面白いけど。自分にやられたら迷惑(^^;)。