源孝志監督。イブの午後5時、首都圏全域が大規模な停電に見舞われる。閉店するジャズ喫茶でかつての恋人を待ち続ける木戸(豊川悦司)、妻と恋人の間で揺れる佐伯(谷口トモロヲ)、などなど、様々な人生が交錯する…。はず、なんだがイブの夜に東京中の電気が消える、という設定でこれだけのドラマしか生まれないのか…、なんたる想像力の貧困さ。宇津井健、淡路千景などのベテランも上手く活かせず、香椎由宇、田畑智子(子役時代の「お引っ越し」ぽい)ら若手もいいキャラなのに活かせていない。前作「東京タワー」もだけど、この監督、期待出来ないな。
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