電子竹林:Blog

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「キリング・ショット」- Catch 44 -

アーロン・ハーヴィー監督脚本。テス(マリン・アッカーマン)は、裏社会の顔役メル(ブルース・ウィリス)の依頼でドーン(デボラ・アン・ウォール)とその妹カラ(ニッキー・リード)と共に郊外のダイナーへ向かう。一方、殺し屋のロニー(フォレスト・ウィテカー)は車でパトロール中の警官を狙うが…。物語も描写も単体では面白いと思うのだけど、全編、タランティーノのコピーにしか見えない事がなんとも残念。予想がつかない展開と時間の交錯はなかなか面白いのに。特に、ロニー演じるフォレスト・ウィテカーの不気味ぶりなこの映画の中では拾い物。最近では、「ノーカントリー」(id:zom-1:20080329#p1)のシガー(ハビエル・バルデム)と並ぶ殺し屋役。原題の"Catch 44"は、ドツボにはまっている"Catch 22"の二倍というシャレ。ブルース・ウィリスの爺さんぶりはちょっと驚く。

http://gacchi.jp/movies/killing-shot/