リュ・スンワン監督。広域捜査隊のベテラン刑事ドチョル(ファン・ジョンミン)は、あるパーティーで韓国巨大財閥シンジンの3世テオ(ユ・アイン)と出会う。テオの会社で抗議に来たトラック運転手が自殺を図った事件に着目したドチョルだが、常務(ユ・ヘジン)によるもみ消し、さらに警察上層部の圧力により捜査打ち切りのとなるが…。「ベルリン・ファイル」(id:zom-1:20130716#p1)の監督だが、あのスタイリッシュさは無くいかにも韓国っぽいベタ演出。客層が違うから演出も変えているのだろうか。大ヒットの要因はやはり"財閥の横暴"を映画で初めて扱ったからからだろう。いかにも分かりやすいサイコな悪役キャラだけど、実際の財閥の闇はもっとまともだからこそ深そうだけどな。
