電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

Comic

「火消し屋小町」(4)

逢坂みえこ。3巻が出てから二年近く経ってしまったが、ついに最終巻、面白かったのに終わってしまって残念。ルームメイト相原との喧嘩、中山隊長のコンプレックス、夏子妊娠騒動、温泉地レスキューなど。妊娠騒動はかなり傑作。終わり方もなかなかキレイで上…

「きららの仕事」(7)

早川光、橋本狐蔵。前巻(id:zom-1:20040705#p4)に続きスシバトル21、トーナメント第2回戦。坂巻VSスシサイボーグ里見新一郎は、寿司ネタとしてはなかなか面白い。きららVSタッド松岡の勝負の行方は気になる…太巻きだものなあ。さらに過去の因縁、秘密が次第…

「DEATH NOTE」(4)

大場つぐみ、小畑健。前回(id:zom-1:20040925)登場の第二のキラ、海砂(ミサミサ!)が舞台に登って来た事によって、物語に変化がついて面白くなってきた。ミサミサが意外に賢かったり、過去の背景があったり、死神を殺す方法、恋心などなど上手い使い方。しか…

「オールド・ボーイ」(1)-(8)

土屋ガロン、嶺岸信明。映画を観た(id:zom-1:20041109#p1)のをきっかけに一気に再読。スピード感はあるが、ページ数の割には展開は遅い。土屋ガロンの名義の狩撫麻礼、狩撫節アウトロー感が強くこれじゃ別名義の意味があんまり無い気もする。ラストの方はう…

「20世紀少年」(17)

浦沢直樹。物語は収束に向かっているのだろうか…新たな真実が分かるたびに、新たな謎が提示される永遠の迷宮の様な物語。ワクチンを巡る争いの演出は、静の恐怖感があって上手い(永井豪「デビルマン」の悪魔狩りは動の恐怖か?)。最後の一ページの引っ張り方…

「下弦の月」

矢沢あい。映画(id:zom-1:20041031#p2)がイマイチな割に、原作を褒める人は多いので読んでみる(矢沢あいは「ご近所物語」以来(古い^^;))。ストーリは比較的複雑、謎解きの展開が舳となっているが、その中心となる小学生たちのキャラクタがいい味を出している…

「ワンピース」(35)

尾田栄一郎。修復不能となったゴーイングメリー号の処遇、船をとるか仲間を取るかの葛藤…、子供向けの漫画っぽさが無く、今回はなかなか熱いテーマ。ルフィンとウソップの対決は最近には無い迫力があった。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408873…

「くらもちふさこ THE BEST 1」

著者が選んだベスト?…「クローバーの国の王子様」'74年、「小さな炎」'76年、「冬・春・あなた」'77年、「こんぺいと・は・あまい」'83年、「セルロイドのドア」'85年、「タイムテーブル」'87年…このセレクションがベスト?蘭丸団、おしゃべり階段、ショパン…

「TOUGH」(4)

猿渡哲也。迫力無しだった1~3巻(id:zom-1:20040426#p1)(id:zom-1:20040729#p2)からやっと、ハイパーバトル日本予選開始して物語が展開。それぞれキャラが超人的な割には戦いは地味。派手にいくなら「バキ」ぐらい突き抜けて欲しいもんだが。 http://www.ama…

「ギャラリー・フェイク」(31)

細野不二彦。30巻(id:zom-1:20040616#p2)同様に美術ネタが少な過ぎる。調香師ジャン・ポール・香本は準レギュラーに昇格?ちなみにアニメ化決定らしい→ http://www.aniplex.co.jp/galleryfake/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409187391X/

「Q.E.D-証明終了」(19)

加藤元浩。前半は「マクベスの亡霊」、認知科学的トリックはシンプルで明快(物理的には○○なんだが認知的には××だよな…と実験したくなった)。「賢者の遺産」はタイムスリップものとちょっと珍しいパターンだけど、メッセージの方法は簡単に分かってしまった、…

「焼きたて!!ジャぱん」(14)

橋口たかし。パンもイマイチ、ギャグも不発。銀河鉄道999ネタは好きだったけど全体には面白く無い。アニメ版を見ると初期のパンに対する愛情が感じられて面白いのだが、コミックはもう駄目っぽい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091270522/

「クロサギ」(3)

夏原武、黒丸。1,2巻(id:zom-1:20040719#p3)がまあまあだったので続き…今回は資格詐欺、結婚詐欺、バイト詐欺。資格詐欺も単純では無く、その後にクズ物件を売りつける開業屋が狙いだし、結婚詐欺も開業資金を狙う資金詐欺と額がでかい。登場人物の少なさか…

「Glaucos 3」

たなか亜希夫。1,2巻(id:zom-1:20040611#p2)でドクター・ストップ。新たに始まった修業の最初が禅寺でここがかなり面白い。さらに「軍鶏」みたいな展開になるのかと思ったが、禅寺でおしまいで残念。次回はコンテストという事になるが、まだまだ期待出来る。…

「Dr.コトー診療所」(15)

山田貴敏。児童虐待のトラウマとアルコール依存症の江葉都先生の復活の物語が前半、後半はキュメンタリーTVの取材から起きる事件。今回は余り盛り上がりもなく、医者としての活躍も少ない。次回も期待出来ない感じなんだが…。しかし、小さな島なのに相変わら…

「エマージング」(1)

外薗昌也。未知のウィルス性感染症の拡大というバイオ・サスペンス。さらに整備があるのに使えない体制、官僚組織への苛立ちなどの背景も深い。エボラおたくなど脇役のキャラも面白いし、まだまだ出だしだが期待出来る予感。前作の「犬神」みたいに尻つぼみ…

「知事ラン子」(1)

高橋のぼる。「警視正大門寺さくら子」(id:zom-1:20040905#p2)が突然終了して、今回は政治モノだがちょっと似たパターン。ただし、大西祥平の原作では無い。地方行政の誘致と補助金の関係など、政治の暗部を描くのは面白いが難しいかも。ラン子はさくら子の…

「ハチミツとクローバー」(3)-(6)

羽海野チカ。やっとキャラも立って来て、展開してきた感じもする。主軸よりも、脇のお馬鹿ギャクの方を楽しみにしているけど。はぐと森田の似顔絵パン対決シーンが爆笑(^^)。(1)(2)→id:zom-1:20041011#p3 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/40886520…

「ハチミツとクローバー」(1)(2)

羽海野チカ。面白いという評判で読み始めるが…、2巻ではまだ登場人物も多く混乱中。主軸のストーリがどこなのかさっぱり判らない。表紙や一巻の最初からはコロボックルはぐが主人公だと思っていたが、その後は蚊帳の外。はぐは、「雑居時代」の"あまり"みた…

「サイコドクター楷恭介」(4)

オキモトシュウ、亜樹直。猟奇連続殺人、妹の謎などを全部解決して急いで完結したという印象。大きな事件では無く、市井の人々の問題を解決している方が楷恭介らしいと思うので、こういう終わり方はイマイチ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406…

「PLUTO」(1)

浦沢直樹。手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」をベースにしているが、エピソードやキャラクタを違う角度から再構築している。そこにはオリジナルの世界観や心情、思想が上手く再現されている。現代の視点から観るとオリジナル以上に親密…

「大使閣下の料理人」(20)

西村ミツル、かわすみひろし。今回は北アフリカ料理、グッチーのプロポーズ、愛の一本立ちがメイン。新キャラ北島萌が愛に代わるのか?しかし、対決が無い料理漫画という点では貴重な存在かも。北アフリカで使われているタジン鍋は一度使ってみたいと思ってた…

「OUT」

二ノ宮知子。イラストレーターのヒモの歌ちゃん、爆弾作ったりのメチャなキャラという点では「飲みに行こうぜ!!」(id:zom-1:20041002#p5)に似てる。キャラだけでストーリがほとんど無いのも似ているかも。この頃、1999年に比べれば「のだめカンタービレ」は…

「のだめカンタービレ」(10)

二ノ宮知子。ジュマペール、フランス編になってものだめワールド炸裂、コマンタレブー。プリごろ太によるフランス語学習が傑作、シルブプレ。なにげな裏軒オヤジの息子丼にも笑わせてもらいました。新キャラのライバルのジャン、片平がいい味を出しそう。 ht…

「Blue Heaven」(1)-(3)

高橋ツトム。豪華客船と殺人鬼、設定は面白く、ストーリ展開も勢いがあって面白くなるかと思ったが、結局はいい展開にはならなかった。派手な様で実はキャラの存在が薄い。三巻の後半は読み切り「69」「ROUTE 69」だが、これもイマイチ。 http://www.amazon.…

「飲みに行こうぜ!!」

二ノ宮知子。朝食にビール一気飲み。職場でもメチャクチャだが業績は優秀、夜は一升瓶にビヤ樽ラッパ飲み、というメチャなキャラは面白い。でも、最後までメチャクチャに突っ走ってまとまりがないが、ま、これでいいのか(^^;)。併録の「瀬戸の花ムコ」「おか…

「月のパルス」

くらもちふさこ。ひさしぶりのくらもちふさこ。まだ出だしだけで、主人公二人が出会ってもいないが面白い予感はある。二人の背景が謎だらけで、これで当分引っ張られそうな気がする。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088652355/

「美味しんぼ」 (89)

雁屋哲、花咲アキラ。対決は無し、食文化の話題は魅力がほとんど無し。料理として面白かったのはネギ鍋ぐらいか。「小ビンの謎を解け」はネタはすぐに判ったが、あのオヤジ、味覚がヘンにならない? http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091864899/

「ゼロ」(48)(49)

愛英史、里見桂。最近、とみに"神の手"の出番が減って来た気がするが…、探偵まがいの仕事が多い。紋章、泥炭人、チベットのデルゲパルカンと意外な分野を扱うのはちょっと面白いのだけど、やはり"神の手"が出ないと寂しい。 http://www.amazon.co.jp/exec/ob…

「華麗なる食卓」(13)

ふなつ一輝。エディブルファイトはコーセーのみでイマイチ、おまけの対決のお題は牛乳でパニールカレーはちょっと面白いかも。全体には料理のネタ不足をストーリで補っている印象 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088766768/