電子竹林:Blog

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「催眠 - hypnosis」

松岡圭祐 小学館文庫。映画「催眠」の原作。映画を観るより前に読む。ニセ催眠術師・実相寺則之、その前に突然現れた謎の女・入江由香、東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也。心理学、催眠術を軸に次第に由香の正体が明らかになっていくミステリー。展開は結構地味で、ストーリは印象に残りにくい。しかし、扱っている心理学のトリックなどは雑学的には面白い。大学の教養の授業でやるぐらいの内容だけど。