2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1/21開館の国立新美術館。ひたすら国内外から約600点を借りまくった努力は賞賛に値するし(所蔵作を持たない)、ここの広さ(1F全部6000平米)を実感出来るのでは面白いけど、テーマ的には何でもかんでもあり、絵画、写真、デザイン、工芸、建築まででもうお腹い…
デイビス・グッゲンハイム監督。地球温暖化に関するアル・ゴアによるスライド講演。「華氏911」(id:zom-1:20040821#p1)的なジャーナリズム映画だが、ホントに講演そのまま。でも、これはかなり衝撃的で面白い。悲惨な実情を語りながらも、最終的に具体的行動…
ポール・マクギガン監督、ジェイソン・スマイロヴィック脚本。いくつかの殺人事件が起き、車椅子の男グッド・キャット(ブルース・ウィルス)は空港のロビーの青年に20年前の事件を語り、ニューヨークの友人宅を訪ねたスレヴン(ジョシュ・ハートネット)はその…
小松隆監督、瀬尾まいこ原作(第26回吉川英治新人文学賞)、長谷川康夫脚本。中学三年生の佐和子(北乃きい)の家庭は、成績優秀だった兄ナオ(平岡裕太)は大学を辞め農業を始め、母さん(石田ゆり)は家を出て、父(羽場裕一)は"今日で父さんを辞めようと思う"と言…
阪本順治監督脚本、桐野夏生原作。定年を迎え平穏に暮らす関口隆之(寺尾聡)の突然の死で、妻の敏子(風吹ジュン)の元に米国に行ったきりだった長男の彰之(田中哲司)は妻と幼い子を連れ帰り、長女の美歩(常磐貴子)は兄の身勝手さに憤慨し、そして隆之の携帯に…
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部。新商品や新事業を考える上でのバリューチェーンの選択、潜在的なイノベーションを評価する方法、知を創発する組織など面白い。顧客をR&Dに組込む考え方や、オープンな情報の公開など現代的部分も多い。簡潔に…
ソフィア・コッポラ監督脚本、アントニア・フレイザー原作、ミレーナ・カノネロ衣装。1976年、14歳のオーストラリア皇女アントワーヌ(キルスティン・ダンスト)は母の命でフランス王太子(ジェイソン・シュワルツマン)のもとに嫁ぎ、ヴェルサイユでの奇妙な生…
周防正行監督。フリーターの金子徹平(加瀬亮)は会社の面接に向かう途中、痴漢に間違われ逮捕される。徹平はあくまでも無実を主張し警察署に勾留され、母・豊子(もたいまさこ)、友人の斉藤(山本耕史)は弁護士の荒川正義(役所広司)、須藤莉子(瀬戸朝香)に助け…
菅原浩志監督脚本、宗田理原作「ええじゃないか~17歳のチャレンジ」「早咲きの花~子どもたちの戦友」「雲の涯~中学生の太平洋戦争」。海外でピンホールカメラで創作を続けるシュナイダー植松三奈子(浅丘ルリ子)は失明を宣告される。太平洋戦争末期に東京…
鶴橋康夫監督脚本、渡辺淳一原作。かつて恋愛小説の旗手とされた村尾菊治(豊川悦司)が情事の末に入江冬香(寺島しのぶ)を絞殺してしまう。検事の織部(長谷川京子)は"愛しているから殺した"という言葉に困惑しつつ真実を探るが…。監督は読売テレビ出身で「永遠…
ギル・ケナン監督(初監督)、ロバート・ゼメキス&スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮。12歳の少年DJは老人ネバークラッカーが住む向かいの屋敷の奇怪な現象に気がつく。ハロウィンの日、親友チャウダーとDJは家に襲われそうになった少女ジェニーを助けるが…
いくつかの企画展など時間が無いので駆け足で回ったが、印象的だったのはゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)のレアリズムな作品、ウォーカー・エバンス(Walker Evans)の写真、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)は迫力大、ロバート・アーウィン(Robe…
モスコーンセンター、サンフランシスコ。CESに行っていたので基調講演は聞けずに四日目に展示だけ見に行く。一番人気はやはりiPhone。携帯電話というか携帯情報機器のあるべき姿を描き出し、そこに向かって果敢に取り組んだ結果が見える。プレゼンで使ってい…
ラスベガスでガイドブックを無くして場所の見当が着かないでホテルに到着してしまったが、とりあえず目の前を走っているケーブルカーに飛び乗ってみる。終点で降りると何やら蟹臭いので歩いていくとフィッシャーマンズワーフだった。一番混んでいる「Sabella…
宿泊したウェスティン(Westin St.Francis)は目の前がユニオンスクエアで駅も近く立地条件抜群。歴史があって風格があるホテルなんだけど本館の方はさすがに設備が古い。1904年建設だそうだから、しょうがないが。滞在期間中にJPモルガンのカンファレンスがあ…
ラスベガス・コンベンションセンター。世界最大のコンシューマ・エレクトロニクスの見本市。ラスベガスは1995年のCOMDEX以来だが(QV-10が出た時、Windows95も)、CESは初めて。日本メーカーは大型TVに次世代DVDと演出は派手だが、どうも受け側は冷たい感じ。T…
ベラージオ、ラスベガス。CES出張のホテル、ニューヨーク・ニューヨークのカジノを歩いていたら知り合いにあったので食事に出かける。ストリップを北に歩くとベラージオ(Bellagio)に「O」の看板が。一番人気のショーなので日本で予約して観に行くつもりだっ…
マイケル・アリアス監督(「アニマトリックス」)、松本大洋原作。クロ(声:二宮和也)とシロ(声:蒼井優)が住む宝町に昔馴染みのヤクザ・ネズミこと鈴木(声:田中泯)が戻る。街の再開発と子供の城建設プロジェクト、街を我が者としようとする蛇は三人の殺し屋・龍…
安部司。コーヒーフレッシュの中身は水と油と添加物、廃棄寸前の肉に添加物を加えてミートボールに仕上げ、パックサラダは殺菌剤のプールで消毒される、食の裏側の世界を食品添加物商社の元セールスマンが語る…。内容的には知っているので、ファーストフー…
- The Lexus and the Olive Tree - Thomas L.Friedman トーマス・フリードマン。グローバリゼーションの意味を考える上で「フラット化する社会」(id:zom-1:20061124#p2)が面白かったので、この本もついでに読んでみる。内容的にはかなり重なっている。米国の…
ジョン・バッテル。著者はワイアードの共同創刊者。検索技術の基礎と歴史、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによるスタンフォード大学院でのランキングシステム、グーグルの誕生からIPO、現在までの経緯…。検索は5%しか完成していない、完全なる検索を目指…
米山公啓。脳関係、脳トレ関係の雑学をかき集めた感じ。日常的なトレーニングなど、それほど面白くは無い。プルーストがコーヒーの香りを嗅いだ瞬間に過去の記憶がよみがえり(p72)とか書いていると、まるで内容が信じられない。 http://www.amazon.co.jp/gp…
エドワード・ヨードン。デスマーチを開発期間、開発者数、予算などのいずれかが半分以下しか割り当てられていないプロジェクトと定義し、発生のメカニズムから生還の方法を解く…。プロジェクト・マネジメントの話としては結構面白い。解決策として実際に当て…
伊坂幸太郎。家裁調査官の陣内、後輩の武藤、偶然に知り合った青年永瀬たちのの5つの物語。伊坂幸太郎の中でもかなり面白い部類。それぞれのキャラの面白さと、会話のキレの良さだろうか。それぞれにちょっとした謎が隠されていてミステリー味がある。 http:…
やまだひろなが。アジア雑貨屋の著者によるタイの話題。面白い内容はあるけど、夜の話か、日本人がいかにカモにされているかの話ばかり。訳知り顔の知識で文章は稚拙。あんまり面白くなかった。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4759306587/
1に続いて、アートディレクター・佐藤可士和、弁護士・宇都宮健児、量子物理学者・古沢明。佐藤可士和は仕事の方法が面白かったが、弱者である多重債務者のために働く宇都宮健児の生き様が一番よかった。(memo:ハンド・ウェーヴィング=手を派手に振って相手…
NHK同名番組の内容。TVの方は茂木健一郎の仕切りがイマイチ面白くないので観ていないが、内容的には興味あるので本で読む事に。リゾート再生請負人・星野佳路、小児心臓外科医・佐野俊二、パティシエ・杉野英実の3名。中では佐野俊二のストイックな姿がよか…
坪井ひろみ。貧しい人々を対象とした無担保のマイクロクレジット、その先駆けとなったバングラデシュのグラミン銀行の話。最初に知ったのはTVの「CBSドキュメント」(60min)だったが、そこでもアンコールが一番多いもの。本が素晴らしいというよりは、グラミ…
チャールズ・スターリッジ監督、エリック.M.ナイト原作。第二次世界大戦直前の英国ヨークシャー、ある炭坑の街の9歳の少年ジョー(ジョナサン・メイソン)とコリー犬のラッシーは大の仲良し。裕福なラドリング公爵(ピーター・オトゥール)は孫娘シーラ(ヘスター…
大谷健太郎監督脚本、矢沢あい原作。ナナ率いるBLACK STONES(中島美嘉)にメジャー・デビューの機会が。一方、ハチ(市川由衣)はTRAPNESTのタクミ(玉山鉄二)と関係を持つ事に…。前作(id:zom-1:20050917#p2)はまあまあだったが、2はメイン・キャストのハチ、レ…